ストーリーファームは、
2008年12月から
ストーリーファーム
という名前で活動しています。
たくさんの英語絵本やストーリーを
こどもたちに読んできた経験から、
その楽しさを伝える場所になればと願い、
英語絵本の会に名前をつけたのが始まりです。
そこにいたる
《マイストーリー》
を振り返りつつ、
自分なりにたどり着いた
《10項目の英語習得法》
①CDと同じスピードで言えるように練習をする
②CDのお手本の声がいつ息をつくのかを調べる
③教科書の内容を原稿と見立て、アナウンサーのように前を向いて鏡に向かって話す
④ストーリーを楽しむ
⑤脚本を使ったセリフ学習
⑥人に伝えるために言葉に気持ち・感情をこめる
⑦英語を使う環境に身をおく
⑧英語で独り言
⑨たくさんのストーリーを読みきかせる
⑩五感を活かした英語アクティビティを取り組む
をマイストーリーの中でご紹介します。
About Story Farm
【1】 わたしと英語との出会い ~幼少時代
【2】 英語習得法を編み出し始めた ~中学時代
【3】 心に残る授業はストーリーだった ~高校時代
【4】 プレゼンや劇で自分を表現する ~大学時代
【5】 独り言学習と英語教育の現場を経験 ~社会人時代
【6】 たくさんのストーリーを読みきかせる子育て ~出産後
【7】 英語子育てサークルで視野を広げる ~子育て
【8】 学ぶ楽しさを伝える教室を作りたい ~教室立ち上げ
【9】 教える仲間の輪が広がる ~現在
それではマイストーリーのスタートです!
【1】わたしと英語との出会い ~幼少時代
わたしが英語と出会ったのは赤ちゃんのとき。
レコードで聞いていた英語と日本語が混ざった
“たろうと海賊”
というお話でした。
象が出てきて、それが「elephant」
と言われていたことなどを記憶しています。
父は海外出張が多く、海外の話やお土産が身近にあり
海外のドラマ
“大草原の小さな家”
を見て、外国に興味を持ち始めました。
小学生の間は毎日ラジオ講座を意味も分からず
ただ聞いていました。
【2】英語習得法を編み出し始めた ~中学生時代
中学生になり、英語の授業が始まり、
話せるようになりたくて、
自分で考えて様々なトレーニングを始めました。
《①CDと同じスピードで言えるように練習をする》
《②CDのお手本の声がいつ息をつくのかを調べる》
《③教科書の内容を原稿と見立て、
アナウンサーのように前を向いて鏡に向かって話す》
など。
様々な学習法を考え、
習った英語を自分のものにしたくて
とにかく声に出していました。
中学校の授業で覚えているのは
“タイタニック号”のストーリーと
“ナルキッソス”や“エコー”のギリシャ神話のストーリー
教科書の最後に載っていた
“The Giving Tree”
という絵本でした。
特にタイタニック号のお話で学んだ、
「Suddenly」という単語は、
船が氷山にぶつかる場面が
はっきり目に浮かぶくらい印象的でした。
どんなに教科書の内容を身体に入れても、
まだまだ英語を習得したレベルになれていないと感じ、
英語のストーリーを読む教材に
とりかかったのは
中学を卒業した春休みのこと。
そのとき読み切ったのは
“DRIPPY The Runaway Raindrop”
というストーリー。
次は一体どうなるのか?
ワクワクしながら
初めて自分で読んだ英語の長編ストーリーでした。
【3】心に残る授業はストーリーだった ~高校時代
高校に入り、
リーディングのクラスが楽しく、
英語を読んだり、話したりすることで
様々な人のストーリーに出会えることが、
英語を学ぶ醍醐味だと体感し始めます。
これが
《④ストーリーを楽しむ》
に繋がります。
記憶にあるのは、フォード車や
アーノルドシュワルツェネッガーのストーリー。
この頃から、
オードリーヘップバーンの映画をほぼ観尽くしました。
“ローマの休日”
のスクリプト本で
映画のセリフを使って学習しました。
“サンフランシスコの空の下”
というドラマの中の気に入ったセリフを
日本語訳から英語が言えるように
単語帳に書いていました。
好きな映画やドラマを利用した
《⑤脚本を使ったセリフ学習》
に行き着きます。
受験勉強を通して、
問題集や過去問のストーリーさえも、
その出会いを楽しむ学習の重要性を体感します。
【4】プレゼンや劇で自分を表現する ~大学時代
大学の講義では
社会問題を発表するプレゼンや寸劇をしました。
日本語と英語で書かれた
「地雷ではなく花をください」
の絵本は
社会問題の伝え方を教えてくれます。
また
“Animal Farm”
“Lord of the Flies”
“The Owl Service”
などの児童文学の授業を楽しみました。
在籍していた人形劇サークルでは
“Winnie-the-Pooh”
のチャプターストーリー。
“Piglet Meets a Heffalump”
から脚本を起こし、
こどもたちに向けて英語人形劇を演じました。
英語の分からないこどもたちも
ストーリーが分かるよう演技や表現を
工夫することで言語だけに頼らずに
コミュニケーションができることを学びました。
《⑥人に伝えるために言葉に気持ち・感情をこめる》
ことの発見です。
とにかく楽しくて、
演じ切った後の感動は
何にも替えがたいものでした。
【5】独り言学習と英語教育の現場を経験 ~社会人時代
英語を話さなくてはならない時間を
増やせば増やすほど英語の力は伸びます。
英語を使う場を求めて、
様々な国の人に出会える英会話教室に通ったり、
オーストラリアに2週間の短期留学をしたり、
英語講師として働き始めてからも、
外国人の同僚との会話は全て英語。
《⑦英語を使う環境に身をおく》
ことを楽しみました。
車での移動時間は英語で独り言。
この
《⑧英語で独り言》
もかなり効果的です。
とにかく視界に入ったものや
自分が思うことを
英語で言い続ける訓練です。
【6】たくさんのストーリーを読みきかせる子育て ~出産後
こどもが生まれて、絵本を毎日読みきかせてきました。
こどもたちに
印象に残っているストーリーを聞いてみて
出てきたのがこちら。
“Harold and the Purple Crayon”
“The Little Engine that Could”
“Charlie and the Chocolate Factory”
自分自身がこどもと読んで楽しいものを読み続け、
分かりにくいところは別の言葉に言い換えながら、
ストーリーを楽しみました。
これは読み手の英語力も飛躍的にアップさせます。
こどもの成長に合わせて
自分の読むレベルも上がってきました。
英語子育てで
《⑨たくさんのストーリーを読みきかせる》
ことをやってきました。
一緒にストーリーを楽しみ、共感することが
何より大切だと思います。
【7】英語子育てサークルで視野を広げる ~子育て中
こどもの発達に合わせて
- Art 芸術
- Music 音楽
- Motor skills 運動
- Math 算数
- Science 科学
- Cooking 料理
- Culture 外国の文化
など、テーマや教育的観点を持って、
五感を活かすようにこどもの教育を
プログラムする大切さを学びました。
《⑩五感を活かした英語アクティビティを取り組む》
まさに言葉と体感が一致します。
こどもに英語を教えるというよりは、
アクティビティを一緒に楽しむことですね。
【8】学ぶ楽しさを伝える教室を作りたい ~教室立ち上げ
《マイストーリー》を通じて
自分なりにたどり着いた
10項目の英語習得法をご紹介してきました。
ここで一度、整理してみます。
《10項目の英語習得法》
①CDと同じスピードで言えるように練習をする
②CDのお手本の声がいつ息をつくのかを調べる
③教科書の内容を原稿と見立て、アナウンサーのように前を向いて鏡に向かって話す
④ストーリーを楽しむ
⑤脚本を使ったセリフ学習
⑥人に伝えるために言葉に気持ち・感情をこめる
⑦英語を使う環境に身をおく
⑧英語で独り言
⑨たくさんのストーリーを読みきかせる
⑩五感を活かした英語アクティビティを取り組む
これまで培ってきた英語教育経験を活かして、
ストーリーファームのカリキュラムを作っています。
心が動かされるストーリーとの出会いや、
それを用いた英語習得法をレッスンでご提供しています。
【9】教える仲間の輪が広がる ~現在
2018年9月から講師が増えて、
講師間でストーリーを共有し、
お互いに高め合いながら
より良いレッスン作りを楽しんで
ストーリーファームを営んでいます。
ストーリーファームの一番のパワーの源は、
講師自身が楽しいと思えることを
生徒さんと心から一緒に楽しむこと。
楽しいことを見つける発想が続く限り、
続けていきたいと思います。
そんなストーリーファームは、
ストーリーで言葉を育てることに
こだわった教室です。
ストーリーと出会い
ストーリーを楽しみ
ストーリーを伝え
ストーリーを語り
ストーリーを生み出す
心が動くストーリーとの出会いが、
実体験を超える奥行きのある生きた言葉を育てます。
ストーリーを一緒に楽しみながら、
思いを伝える言葉の力を育てます。
ストーリーファーム 代表 桐山 由香