3/29月曜日は
京都大学講師ドイル恵美先生をお招きし
SDGsカードゲームワークショップin English
を開催しました。
30人の参加者が6チームに分かれ
各チームに一人英語サポーターがつきました。
まずはチームを国に見立て国旗をみんなでデザイン。
国に名前をつけリーダーを決めました。
SDGsは、私たちが住む世界を
より良く変化させるための目標
Can we transform our world?
SDGsについては高校生も説明したり
ゲームのルールをドイル先生から日本語と英語で聞いて
ゲームスタート
各国に国のゴール(目標)が与えられます。
決まった金額以上のお金を稼ぐ経済発展第一主義の国
悠々自適に時間を過ごすため、時間をたくさん集める国
環境保護に邁進する国
貧困をなくす活動をする国
人権問題解決に向けた活動を重視する国
の5パターンあります。
各国のゴールを達成すべくプロジェクトをこなしたり
他国との交渉をして回ります。
このとき、他国との交渉も実際の世界に見立て
英語で行うルールです。
A:Could you give me this one, please?
B:OK.Here you are.
A:Would you exchange this for that?
B:Just one?
A:Yes.
B:Okay!
たくさんの人の中で割り込んで話さないと
交渉はできません。
初めは躊躇したかもしれない交渉も
だんだん慣れてきて英語を駆使し
やりとりが活発になっていきます。
自国で策を練り、他国に英語で交渉し、
プロジェクトをひとつ達成すると
世界のコンディションに変化が起こります。
その世界のコンディションの変化を意識しながら、
今何をするのが最善かを多角的に捉え始めます。
イキイキした表情でゲームを進行する
子どもたちがとても頼もしく、
積極的な動きのおかげで、
世界のコンディションをより良く保ちながら
6カ国中5カ国が自国のゴールを達成しました。
振り返りの時間では、
各国の代表がどのようなことに意識して行ったかを
みんなに発表しました。
一歩踏み出す勇気や、
全員の前でわかりやすく話す力。
たくさんの可能性溢れる才能を会場中で見つけました。
普段交流のない年齢のメンバーが沢山集まったことで、
教室内だけでは見えにくい一面に出会えたり、
お互いに良い刺激になったことと思います。
ドイル先生からの最初の質問
Can we transform our world?
Who can transform our world?
世界を変えることができると思っている人?
最初なかなか手が挙がらなかったのですが、
一人ひとりがただ小さな一歩を踏み出すこと
それがゴールへと繋がる階段になります。
その小さな一歩を自分の意志で踏み出せる力、
自分で自分をリードする力が
全てにおいて重要な役割を果たす
というメッセージを、
ドイル先生が踏み出して来られたJICAでの
海外協力活動などの話を通して教わりました。
今ならみんな何か最初の小さな一歩を
踏み出せるのではないでしょうか。
また教室でも英語を使って世界を拡げるための活動を
一歩ずつ実践していきたいと思います。
Take the first step in faith.
You don’t have to see the whole staircase,
just take the first step.- Martin Luther King, Jr. (キング牧師) -
疑わずに最初の一段を登りなさい。
階段のすべて見えなくてもいい。
とにかく最初の一歩を踏み出すのです。
ドイル先生、参加してくれた皆さん、
ありがとうございました!